向き合って乗り越える

相談

心や身体がptsdの症状で苦しいと感じたときには治療を始めるとストレスも軽減できます。いきなり病院を訪れることができないという人もいますが、そんな時は専門的に活動を行なっているptsdの支援団体に相談するのも良い方法です。事件などが関わっていてどうしたら良いのか分からないときには、ptsdの対応の仕方に慣れている団体に相談すると安心です。いろんな症状が併発しているかもしれないと感じる場合は、やはり医療機関の診察を受けるべきです。精神的な障害が起こっている場合は脳にも変調をきたしている場合があります。ptsdはうつ病を併発する場合もあるので、この治療もするべきです。うつ病と双極性障害、ptsdが起こっている脳では、血流の反応が全く違うということが分かっています。専門的な機器を使って検査できる医療機関を利用すれば、正しい治療方針が立てられます。

ptsdであると診断された場合、心理療法と薬物療法を使って治療が行なわれます。扁桃体や海馬が通常とは異なる動きをみせるptsdの患者の脳内では、神経伝達物質がうまく機能していません。そのため自律神経のバランスが崩れ、不眠症やうつ病といった状態が引き起こされてしまうのです。神経伝達物質を通常の状態に戻るためには脳の状態を操作する必要があります。自然と治るまでは時間がかかりますので、薬物でその症状を抑えていくのです。うつ病の治療でもよく使われますが、ptsdでも脳に働きかけ脳内のセロトニンを増やすことのできる薬を用います。そのセロトニンを脳内に増やすものとして最近では選択的セロトニン再取り込み阻害薬が多く使われています。

薬を使うことも大事ですが、ptsdの治療にはトラウマ体験に向き合って乗り越えることが必要不可欠です。認知行動療法はその向き合う時に使う方法として活用されています。二度と思い出したくないものは記憶の奥底に閉じ込めがちですが、これを暴露して乗り越えるのです。激しいトラウマが関係するので、かならず1人では行なわず、プロの療法士と一緒に治療をするべきです。

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